安全で快適な住宅 21世紀型「木の文化」 素晴らしい木の世界

森林のはたらき

森林のはたらき

樹木は、太陽エネルギーを原動力として大気中の二酸化炭素を吸収し、それを貯えて成長し続けています。

木は太陽の光、水、二酸化炭素、土の養分を吸収しながら成長します。

若い木の森林は成長量が多いので、高齢な木の多い森林よりも二酸化炭素をたくさん吸収し酸素を多く出します。
いまこの森林の持つ機能が地球温暖化を防ぐ効果があるものとして注目されています。
そのためには、森林の旺盛な生命力と成長量を保ちながら<<伐ったら植える→育てる→伐ったら植える→育てる>>を繰り返し森林を新陳代謝させていくことが必要です。そうしてしっかり管理された森林は、土砂崩れなどから私達の生活を守り、木材資源を供給してくれます。

21世紀型「木の文化」を

地球温暖化防止に木を使う!

日本人は太古の昔から木の住まいで生活を営んできました。
森林資源に恵まれ建築材料として木を選んだのは最も適していることを知っていたからです。
ところが、20世紀は石油等化学燃料を消費し、金属やプラスチックを大量に生産し、大量に廃棄する時代になり地球温暖化や環境汚染問題などを引き起こしています。
そして、森林や木材製品について接する機会が少ない世代も多くなり我が国の伝統的な「木の文化」は忘れ去られようとしています。

地球温暖化を防止するために、私達の日常生活を点検しつつ、環境負荷の少ない木を使う生活スタイルをつくろう。

現状のまま推移した場合   目指すべき社会

木の家は都市に育った森

木は、現在温室効果ガスとして削減が求められているCO2を、体の中に炭素として貯蔵し続けています。燃やされたり腐ったり市内限り、空気中には出しません。その貯蔵量は、木材1立方メートルあたり役0.25トン。一棟の木造住宅が27立方メートルの木材を使用するとして、役6.75トンにもなります。これは400立方メートルの森林が蓄えている炭素量に匹敵する数字です。

木の家は都市に育った森

木はリサイクルが可能

木は、製材し直して再利用したり、細かく砕いて木質材料(ファイバーボードの一種で、硬質繊維版でMDFなどと呼ばれます)の原料としたり、チップにして紙の原料とするなど、何段階にも分けて有効に使っていくことが着ます。また、最終的に燃料として使うときも、二酸化炭素以外、いっさい有害なものは出しません。まさに資源の優等生です。
木にも寿命があり、歳をとればやがて倒れて腐り、二酸化炭素を放出します。ですから、倒れてしまう前に成熟した木を切って建築材料として使えば気を炭素資源として有効に使うことができます。しかも、伐採された森に再び木を植えれば、若々しい生命活動によって、再び二酸化炭素が吸収・ストックされ始めますから、炭素貯蔵量はさらに増えることになります。森を育て、伐って使い、またその後に植林して育てていけば、大気中の二酸化炭素は木の体内にストックされ続け、全体として減少していく。木は、使われることによって地球環境を維持する働きをもっているのです。

木材の再利用の流れ

木材の再利用の流れ
  • ●自然のエネルギーをもとに森林がつくった木材は、植えて育てれば半永久的に生産できる資材です。
  • ●また、木材は、その廃棄物(チップ、木くず)から新たな製品をつくることができるため、リサイクル利用が可能です。
  • ●さらに、木炭化することで、炭素を固定したまま木炭製品として新たな利用も進められています。

木の断熱性能は、コンクリートの12倍。なんと鉄の438倍!

同じ厚さの異なる材質で、熱伝導率を比較してみました。各材質の断熱性能は、熱伝導率の値が小さいほど優れているといえます。ということは、木材(スギ)は、コンクリートの約12倍、鉄と比べるとなんと約438倍もの、すばらしい断熱性能をそなえていることがわかります。

木材の再利用の流れ

木とコンクリートはほとんど同じ強度

木材は充分な強度を持っています。しかし、現実には、コンクリートと比べて耐久性や耐火性、ししてこんくりーとのような太い柱になる材料がないため、マンションなどはコンクリートで造られています。言い換えれば、強度だけを比較すれば、 木造の建物でも一定の構造計算をおこない、適切な施工をすれば、充分強い建物を作る事が可能なのです。
正倉院や五重塔に見られるような高層の木造建築は、木本来のもつ性質を巧みに引き出して造られているのです。

支えられる強さ[10cm角の柱]で比較

支えられる強さ[10cm角の柱]で比較

樹種と強度 木の強さ(圧縮力)10cm角の場合

樹種と強度 木の強さ(圧縮力)10cm角の場合
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